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赤ちゃんのいる家庭にとって、大きな出費になる「おむつ」。

布オムツの方が節約できるというけど、一体どのくらい出費を抑えることができるのでしょうか?

ここでは「布おむつと紙おむつでの節約比較」をみていきたいと思います。

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布おむつと紙おむつはどちらが節約?

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では早速、気になる布おむつと紙おむつの価格を比較してみましょう。

布おむつ

(単価)1枚150円~

(枚数)1日 40~50枚(約 6,000~7,000円)

(費用)1枚 約 1,000円(成長に合わせて買い替える)

(おむつが3歳で外れるまでにかかる費用)約 16,000円+水道代+洗剤代

※おむつ6,000円+おむつカバー10枚(10,000円)=約 16,000円

紙おむつ

(単価)1枚 20円

(枚数)1日 6~12枚

(費用)約 6,100円/月

(おむつが3歳で外れるまでにかかる費用)約 219,600円

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いかがでしょうか?

3歳までの間にこんなに差が出ます。

水道代+洗剤代をオーバーに見積もって年間10,000円としても、布オムツの場合、3歳まで約 19,000円で収まります。

ということは、3~4年間で20万円以上の差が出ることになります!

20万円あれば、子供の洋服やおもちゃを買ったりできますし、将来の貯金にまわすこともできますよね?

しかも、布オムツをお風呂の残り湯で洗えば、水道代金はかかりませんし、エコにもなりますよね!
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布おむつのメリットは?

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紙おむつと比べて20万円以上も得をする布おむつですが、メリットは節約だけではありませんでした。

布オムツには、こんなメリットもあります。

● 繰り返し使えるので経済的

● 尿や便の不快感が直に伝わるので、おむつを取れる期間が早い

● デリケートな新生児のおしりがかぶれにくくなる

● 買い置きなどの必要性がないので、買い物の手間と時間が省ける

● 使い捨ての紙おむつと違ってゴミが出ない

● 丁寧に使えば2人目の子にも使える

● 排泄のタイミングが分かるので、健康状態をチェックしやすい

● こまめにおむつ替えすることでスキンシップが増える

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また、デメリットとしては、こんなことがあります。

▲ 紙おむつと比べて、おむつ交換の回数が若干多い

▲ 洗濯をする手間がかかる

▲ 外出時の荷物がかさばる

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こうやってみると、布オムツはやはりメリットの方が多いのが分かりますよね?

布オムツは一番最初に布を買うので初期費用がかかりますが、一度買ってしまえばあとはサイズアップの時に買うくらいで、紙おむつの1年分くらいの費用ですみます。

丁寧に使えば2人目にも使えるので、費用は断然安くなります。

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また、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しいです。

布おむつを使っているママの間では「肌触りのよい布おむつをしてあげると、気持ちよさそうにする」といった声も多いです。

この「心地よさ」「生活の質の向上」が布おむつの人気が復活し始めている理由の1つでしょう。

おむつかぶれ対策にもなりますし、お肌が荒れた時に必要になるベビーパウダーや薬、病院への通院費用なども節約できますね♪

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さらに、布おむつをしている子はオムツが外れるのが早い子が多いといわれています。

布おむつの場合、おしっこをするとおむつが濡れて冷たいので、すぐに泣いて教えてくれます。

それを何回も繰り返しているうちに、濡れる前にママに伝える事が出来るようになるそうです。

また布おむつは洗濯の手間もあるので、トイレトレーニングにもママの力が入りやすいといわれています。

結果、おむつはずれが進みやすい傾向がでてきます。

布おむつの作り方

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経済的にも健康的にもメリットのたくさんある布おむつですが、ここでは簡単にできる「布おむつの作り方」をご紹介します。

使い古したシャツやボロ布であれば、0円で作る事もできますよ!

では、一緒におむつを作ってみましょう♪

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さらしを使った布おむつの作り方

(1枚分の材料)

● さらし(長さ140cm)※幅は大きくてもOK

● 針

● 糸

(作り方)

1. 用意したさらしを広げます

2. 140cmのさらしを半分に折り、70cmの長さにします

3. 端同士を重ねた部分を縦に縫います

4. 縫った内側の輪になった部分に手を入れて、表にひっくり返してできあがり

これは簡単にできる作り方ですが、もっと丈夫でちゃんとしたものを作りたい!という人はこちらを参考にしてみてください。

さらしを使った布おむつの作り方(上級編)

1. さらしを140cmに切り、1cmずらして半分に折ります

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2. 長い布を短い布の上に重ねるように折り、上から縫います

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3. 輪っかになっている方に手を入れて、布を裏返します

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4. 縫った糸の上を縫うのではなく、浮いている方の端を縫ってできあがり

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いらない布を使った布おむつの作り方

(1枚分の材料)

● 余分な布(ガーゼ・綿・タオル等、肌に優しいものがおすすめです)

※縦35cm×横15cmに切り、角を丸くしたもの4~5枚

● 針

● 糸

(作り方)

1. 用意した全ての布を重ねて、端を縫って完成です

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※一番下の生地を撥水加工の生地にすると、おむつカバーに汚れがつかなくなります

※布4辺の内、1辺を縫わないでそのままにしておくと、おしっこの量等が多くなった時に追加で布を挟めます

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赤ちゃん用品も手作りすれば安くあがりますし、手作りとなると買ったもの以上に大切に使いたくなりますよね?

布おむつカバーも手作りしちゃおう!

布おむつは簡単に作れるので、時間と布に余裕がある人は布おむつカバーも手作りしちゃいましょう♪

布おむつの使い方は?

布おむつの使い方については、こちらの動画を参考にしてみてください☆

布おむつの洗い方は?

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布おむつの洗濯方法は次の通り。

(用意するもの)

● バケツ

● 水

● 洗濯洗剤や石鹸

(洗い方)

1. バケツに水をいれます

2. つけおき水におむつ用洗剤や酸素漂白剤などを溶かしておきます

3. おしっこの場合はおむつについたまま、ウンチの場合はウンチをトイレに流してからおむつをバケツに入れます

※汚れや臭いが気になる場合は、ぬるま湯で軽くすすいで絞ってからバケツの中に入れます

4.洗剤のつけ置きの規定時間になったら、おむつを取り出し、手洗いや洗濯機で洗います

5.洗い終わったら、すぐに手で絞ったり脱衣して干します

※できたら天日干しして、雑菌をなくしましょう。

※梅雨の季節など、どうしても部屋干ししなければならず、なかなか乾かない場合は扇風機をあてておくのも良いです

ちなみに、綿やポリエステル・ウール等のおむつカバーは、つけおきすると防水加工が弱くなってしまいます。

つけおきせずに、干して乾かしたり、洗濯して乾かしたりしましょう。

また、うんちがついたらシャワーや手洗いでうんちをおおざっぱに落として洗うと良いでしょう。

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まとめ

布おむつは経済的に節約できるだけでなく、赤ちゃんの肌やトイレトレーニングにもいいですね。

多少、洗う手間がかかっても、赤ちゃんが心地よく過ごすことができ、すくすくと成長してくれたらそれに勝るものはないですよね。

外出が多くて、布オムツを持ち歩くのが大変という人は、家では布おむつにし、外出時だけ紙おむつにするのも良いかもしれません。

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