節約を始めようと思った時に1番に思いつくのが食費の節約ではないでしょうか?
でも、スーパーに買い物に行くと美味しそうな食品に誘惑されてしまいますし、家族の「これ欲しい!」の言葉に押されてついつい余分なものを買い物カゴに入れてしまうんですよね。
でも、食費を節約したいなら買い物の仕方を工夫しなければなりません。
今回はそんな食費の節約に役立つ「スーパーでの買い物の仕方とコツ」についてみていきたいと思います。
[increase-click] [incon]目次
- 1 節約できる買い物の仕方
- 1.1 1週分の食費予算を決める
- 1.2 買い物前に冷蔵庫の中身をチェックする
- 1.3 買い物前に5日分のメインおかずを考える
- 1.4 財布には決まったお金だけを入れる
- 1.5 できるだけ大型店で買い物をする
- 1.6 まずは売場を1周する
- 1.7 1つ100円を目安にして買う
- 1.8 食材はまとめ買いをする
- 1.9 調味料はプライベートブランド(PB)商品をまとめ買いする
- 1.10 野菜や果物はまるごとの物を買う
- 1.11 空腹時の買い物を避ける
- 1.12 商品の入れ替えタイミングに買う
- 1.13 お菓子の代わりにホットケーキミックスを買う
- 1.14 株主優待のラウンジを利用する
- 1.15 ポイントサービスを利用する
- 1.16 レジの前にもう1度買う物をチェックする
- 2 まとめ
節約できる買い物の仕方
1人暮らしの大学生であっても、2人で同棲してるカップルであろうと、4人家族であろうと、食費を節約したいというのは一緒ですよね?
ここでは、どんな家族構成の人でも役立つような「買い物術」をご紹介します。
1週分の食費予算を決める
1カ月の食費が2~3万円の場合、それを5週で割った4,000~6,000円が1週間分の食費予算になります。
その予算を念頭において週1回、買い物にでかけましょう。
買い物前に冷蔵庫の中身をチェックする
安いという理由だけで食材を買って冷蔵庫に詰めていませんか?
使い道が決まっていない食材は、腐らせてしまったり、気づいたら賞味期限が切れていたということが多くてもったいないですよね?
まずは、買い物に出かける前に冷蔵庫の中身をチェックして、今あるものを使った献立を考えましょう。
冷蔵庫の残り物プラス1品で作れる献立を考えれば、効率よく食材を使い切っていけます。
それでも足りないようであれば買い物リストを作り、それに沿って買い物をしましょう。
買い物前に5日分のメインおかずを考える
1週間は7日ですが、買い物に行く前に5日分だけのおかずを考えましょう。
5日分の食材で7日間生き延びることができれば2日分の食材費が浮きますし、残り2日分の献立を考える手間も省くことができます。
財布には決まったお金だけを入れる
1ヶ月に1万円の節約をしたい場合は、その金額で食費をやりくりしていく必要があります。
食費が月3万円の場合は次の様な計算になります。
(例)3万円-1万円=2万円
2万円÷4週(1ヶ月)=5,000円
つまり、1週間5,000円で食費をまわすことになります。
1週間で使える金額が計算できたら、そのお金のみを財布に入れて買物へ行きましょう。
予算内で買う癖がつくと、買い物が上手くなりますよ。
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できるだけ大型店で買い物をする
大型店の買い物は次の点でメリットがあります。
● コスパが良い
● 欲しいものが全て揃う
● ポイントサービスを利用できる
メーカー商品よりも2~3割安い「トップバリュー」と激安スーパーに負けない「ベストプライス」の商品が揃っていて、様々なものを一度で安く買うことができます。
また、毎月10日はポイント5倍、20日と30日は5%オフ、火曜日は生鮮の大安売り日など特売日も多いので、その日を狙っていくとさらにお得に買い物ができます。
イオンなどは株主になると半年ごとに買い物金額の3%がキャッシュバックされるという特典もあり、激安店で買うより利益が大きい事もあります。
まずは売場を1周する
スーパーの入り口付近にはだいたい野菜売り場がありますよね?
実はこの陳列方法は心理学を利用したものだといわれています。
カラフルな野菜や果物を始めに見てもらうことで購買意欲を高め、沢山買ってもらうことが店側の第一の目的です。
また、肉や魚などの高額なものを先にカゴに入れると、その後に野菜を買い控えてしまうという傾向があるので、野菜→魚→肉とスムーズに買ってもらえるようにこの並びになっているそうです。
この心理作戦を理解した上で、まずは何もかごに入れずに売場をグルッと1周してみましょう。
1周して全部の商品の値段や特価情報を把握した上で決めたものを買うようにしましょう。
1つ100円を目安にして買う
肉は100g=100円以内、魚は1匹=100円以内、野菜は1つまたは1パック=100円以内など、100円でおさまるルールを徹底することで購入金額が把握しやすくなります。
買い物の途中で予算がオーバーするのを防げますし、買おうかどうしようか迷ったときの判断基準にもなります。
食材はまとめ買いをする
食材の使い道がある程度決まっていて、安く売られているものがあったらまとめ買いしましょう。
特に業務用スーパーなどで販売されている食材は量も多く比較的安いのでおすすめです。
お惣菜で買うと300円くらいするものを、まとめ買いして調理すると6分の1の50円くらいで作ることができます。
これを冷凍して月に4回食べたら1ヶ月に1,000円節約することができる事になります。
節約する為にはできるだけ買い物に行かないようにする必要がありますし、週1回くらいの頻度でまとめ買いをしにスーパーに行くのが良いでしょう。
調味料はプライベートブランド(PB)商品をまとめ買いする
今月なくなりそうな調味料を給料日後にまとめて買うと、週の食材予算を圧迫せずに買うことができます。
プライベートブランド(PB)なら特売日に関係なく常に安いので、給料日後のタイミングでも安心して買うことができます。
野菜や果物はまるごとの物を買う
スーパーに行くと、すぐに使えるようにカットされている野菜や果物がありますよね?
忙しくて調理をする時間や手間がないという人の為にカットして提供してくれているのですが、まるごと売っているものと比べると割高に価格設定されています。
近年高くなっている野菜や果物の費用を抑えるためにも、カットしたものではなくまるごと買って使うようにしましょう。
多く買った場合は、自分でカットしたり茹でたりして冷凍保存しておくのも良いでしょう。
キャベツやレタスなどは、芯をくりぬいて濡らしたキッチンペーパーを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保存しておけば長持ちします。
また、レタスの茎に爪楊枝を3本ほどグイッと差し込んでおくと1週間以上長持ちします。
にんじん・大根・ピーマンなどはキッチンペーパーを巻いてラップできっちり包んで野菜室で保存するとかなり持ちが良くなります。
空腹時の買い物を避ける
お腹が空いていると何でも美味しそうに見えて、判断能力が鈍り、不要なものを買ってしまう確立が高くなります。
米コーネル大学フード・アンド・ブランド研究所の調査では「空腹時に買い物をすると、高カロリーな食べ物を選んでしまう」という結果も出ています。
空腹時の買い物は無駄遣いを引き起こすだけでなく、健康に被害をもたらす可能性が高くなるので控えた方が良いでしょう。
空腹の時にどうしても買い物に行かなければならない場合は、飴やチョコなどを一粒口にして行くだけでも購買欲を抑えることができますよ。
商品の入れ替えタイミングに買う
鮮度では少しだけ他の商品に比べて落ちますが、ちゃんと食べることができるものを半額で買えたらお得ですよね?
賞味期限内であることに違いはないので、鮮度はそれほど気にしないという人にとってはチャンスです!
お菓子の代わりにホットケーキミックスを買う
食費を節約して100万円貯めた人たちの共通点に「ホットケーキミックスをお菓子代わりに食べていた」というものがあります。
買い物節約ブログなどでもホットケーキミックスを活用している人たちを本当に多くみかけます。
ドライフルーツやココアパウダーを混ぜて焼いたり、耐熱カップに入れて電子レンジでチンしたり、丸めて揚げたり。。ホットケーキミックスをおやつとして食べることで菓子パンや惣菜パンに費やすお金を減らすことができます。
また、カロリーも他のお菓子に比べて低いのでダイエットにも役立ちます。
株主優待のラウンジを利用する
これはあまり知られていないやり方なのですが、イオンの株主優待を利用する方法です。
近くにイオンがあり、イオンで買い物をする人にとっては嬉しい節約方法で、イオン店内に設置されているイオンラウンジで飲み放題のドリンクとお菓子が楽しめます♪
ポイントサービスを利用する
イオンなどの大型店ではポイントが貯まりやすく、次回の買い物に使うことができます。
クレジットカードで支払うだけで1~2%のポイントをゲットできます。
また、3,000円以上購入で100WAONをゲットできたり、特定の商品を購入すると驚く程高額のポイントをプレゼントしてもらえたりします。
株主優待を活用すればさらにお得で、半年毎に買い物金額の3%がキャッシュバックされるというからありがたいですよね!
レジの前にもう1度買う物をチェックする
レジに並ぶ前にかごの中身をチェックして、余計なものを買っていないか、また買い忘れたものがないかを確認しましょう。
この最終チェック方法を実践するかどうかで、月や年単位で見たときの食費金額がかなり変わります。
まとめ
買い物の前に冷蔵庫をチェックし、買い物リストを作ることが買い物の第一歩になります。
スーパーに行ったら売り場の心理作戦にだまされないよう、自分が「何を買うのか」をコントロールしていく必要があります。
買い物カゴにポンポン入れていくのがストレス発散になるという人もいますが、日常生活の満足度が低いと買い物もストレスになるという面白い調査報告もあるそうです。
冷静な買い物は節約だけでなくストレスを防止することもできるので、賢い買い物術をフルに使って貯金も生活も豊かにしていきましょう。
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