節約

服を洗ったり、お皿を洗ったり、お風呂を掃除したり。

そんな毎日の生活に欠かせないのが「洗剤」です。

家族の人数が多かったり、汗っかきだと洗剤を使う量も増えて、コストもかかってしまいますよね?

ここでは、そんな「食器洗い・風呂・洗濯洗剤・柔軟剤の節約方法」についてみていきたいと思います。

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洗濯洗剤・柔軟剤の節約方法

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洗濯洗剤

洗濯用洗剤+重曹で洗濯する

合成洗剤ではない洗濯用の洗濯用粉石鹸や液体石鹸を半量、残りを重曹にして洗濯機をまわすだけ。

これだけで、洗剤だけで洗濯した時よりも、洗浄率が高くなります。

汚れが酷い時は、過炭酸ソーダを適量加えてから洗うと、スッキリ汚れが落ちます。

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ただ、重曹は洗剤と違って溶けにくいため、お風呂の残り湯などぬるま湯を使用して洗濯を行ってくださいね。

重曹は洗濯洗剤に比べて安いだけでなく、身体と環境にも優しいです。

また、消臭効果や殺菌効果、漂白効果もあるので良いことだらけです♪

重曹だけで洗濯する

重曹・過炭酸ソーダ・クエン酸を用意します。

洗濯機に重曹大さじ2杯と過炭酸ソーダ大さじ1杯を入れます。

柔軟剤用ポケットにクエン酸小さじ1杯を入れて、あとは洗濯機をスタート!

重曹は洗剤と違って溶けにくいため、お風呂の残り湯などぬるま湯を使用して洗濯ることをおすすめします。

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また、重曹は食用や薬用ではなく「工業用」のものを使いましょう。

重曹を触る時は刺激を避けるため、手袋を使うことをおすすめします。

デリケートな素材(シルクやウール系)も重曹でキレイに!

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シルクやウールの衣類は、「専用の洗剤でなければ洗えない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

実は、こういったシルクやウールなどのデリケートな素材を使った服も、重曹で洗濯することができるんです。

洗い方は次の通り。

1.大きめの桶や、たらいのようなものに30℃のお湯を入れ、衣類を手洗いします

2.重曹大さじ一杯を入れます

3.2~3回優しく押し洗いして、20分~30分置きます

4.もう一度押し洗いして洗濯機で1回すすぎます

5.桶や、たらいに水300CCを入れ、クエン酸をひとつまみ入れます

6.衣類を浸します。15秒~20秒ほど脱水します

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重曹は洗剤と違って溶けにくいため、お風呂の残り湯などぬるま湯を使用して洗濯ることをおすすめします。

また、重曹は食用や薬用ではなく「工業用」のものを使いましょう。

重曹を触る時は刺激を避けるため、手袋を使うことをおすすめします。

重曹で漂白する

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襟や袖口は黄ばみや黒ずみなどのシミも重曹でキレイにできます。

重曹を使ったシミ抜きのやり方は次の通り。

1.重曹と過炭酸ソーダと水を1:1:1で混ぜ合わせ、ペーストを作ります

2.ペーストを汚れに直接塗って軽く揉み、10分ほど置きます

3.いつも通り洗濯機へ入れ洗います

重曹は洗剤と違って溶けにくいため、お風呂の残り湯などぬるま湯を使用して洗濯ることをおすすめします。

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また、重曹は食用や薬用ではなく「工業用」のものを使いましょう。

重曹を触る時は刺激を避けるため、手袋を使うことをおすすめします。

※色や柄物は色が落ちたり、色が移ったりする可能性があります。

色や柄物の衣類に重曹を使う場合は、市販の漂白剤を使う時と同じように目立たない場所で色落ちのテストをしてください

洗剤は詰め替え用ではなく「本体」を買う

衣類用洗剤や食器洗剤、シャンプーなど、「エコで安そう」な詰め替えようを買っていませんか?

でも、節約を考えたら、実は本体を買った方がお得になることが多いんです。

一見詰め替えの方がお得に見えますが、詰め替え用は内容量が少ない!

とあるドラッグストアの価格設定を比較してみると。。

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業務用はAmazonでの価格ですが、価格の安さだけで見れば、一番安いのは360gの詰め替え用になります。

でも、1gあたりの価格を計算してみると、本体を購入するのが一番安いということが分かります。

本体を買うか詰め替え用を買うか迷ったら、次の計算の様に、1gあたりの価格を計算して比較してみると良いかもしれませんね。

● 1gあたりの価格=税込価格÷内容量

参照:mynavi

すすぎ1回にする

すすぎ1回の洗濯洗剤は1回のお洗濯で16円節約できます。

また、電気代(0.8円)や2回目のすすぎ分の水道代(12円)も節約することができます。

これを続けると、電気代(297円)+2回目の水道代(4,464円)=年間 4,761円の節約になります。

柔軟剤

重曹を柔軟剤代わりに使う

柔軟剤の代わりに2/3カップの重曹を入れると、洗濯物をふんわりと柔らかく仕上げることができます。

食器洗い洗剤の節約方法

米のとぎ汁で洗う

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米のとぎ汁は洗い桶にためて、食器洗いとして使いましょう。

食器の油汚れをキッチンペーパーなどで軽く拭き取ってから、とぎ汁ですすぐだけでギトギトの汚れが分解され、サッと落ちます。

においが染みつきやすいプラスチック製のお弁当箱などの容器も、米のとぎ汁でキレイになります。

米のとぎ汁に30分ほど浸してつけ置きした後に、軽く洗剤をつけて水洗いをすれば、臭いも汚れもきれいに取れます。

この方法なら、台所洗剤だけでなく、すすぎの水やお湯、お湯を沸かす時に使うガス代も節約できます。

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うどんやパスタのゆで汁を使う

うどんやパスタのゆで汁に含まれる成分サポニンが油汚れを分解してくれます。

ゆで汁を洗い桶にためて、汚れた皿や調理器具をつけておきます。

あとは極少量の洗剤で洗ってから簡単に水ですすぐだけ!

ゆで汁を使えばすすぎにお湯を使う必要がありません。

飲み残しのビールで洗う

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ビールの成分アルコールと糖分が油汚れを分解してくれます。

汚れた皿やフライパンなどにビールをかけて、しばらくおいてからスポンジなどでこすればピカピカに☆

みかんの皮を使う

みかんの皮に含まれる成分リモネンには油汚れを溶かす働きがあります。

食器や調理器具の油汚れをキッチンペーパーなどで軽く拭き取り、みかんの皮の内側で擦りましょう。

お湯を使わないとなかなか落ちない油汚れも、少量の洗剤を加えて水ですすぎ洗いするだけで、スッキリと油汚れを落とすことができます。

塩を使う

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湯呑みなどに付いた茶渋はいくら水やお湯を使って洗ってもなかなか落ちませんよね。

そんな時は、茶渋の気になる湯呑みをサッと水洗いし、軽く水切りして、小さじ1杯程度の塩を中に入れてみて下さい。

しばらくそのまま置き、湿った塩で茶渋をこするとキレイに取れますよ。

重曹を使う

ぬるま湯を張った洗い桶に重曹を小さじ1~2杯加えます。

油汚れの皿や調理器具をつけ置きしてから、少量の洗剤とスポンジなどで擦り洗いします。

後は水でサッとすすぐだけで、スッキリとした洗い上がりに!

※テフロン加工のフライパンなどの調理器具を重曹で洗う場合は、擦り洗いはNG。

小さじ1杯の重曹と少量の水をフライパンに入れてコンロで1~2分加熱し、スポンジなどを使いって洗剤と水で洗い流してください。

使用済みの麦茶バッグを使う

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使用済みの麦茶バッグは捨てる前にもうひと働きしてもらいましょう。

ひどい油汚れの皿や調理器具は麦茶バッグで軽く擦るだけで油を分解してくれます。

少量の洗剤で洗って水ですすげば、お湯は一切使う必要がありません。

ガス台の汚れも、麦茶バッグで擦り洗いすれば洗剤もほとんど使う必要がなく、汚れをスッキリ落とすことができますよ。

アクリルたわしを使う

毛糸などで編んであるアクリル100%のたわしは、細かい繊維がどんな油汚れもスッキリきれいに落としてくれます。

洗剤を使わなくても汚れがキレイに落ちますし、スポンジに比べて、長いこと使い続けることもできるので経済的です

台所洗剤は「本体」を買う

詰め替え用は、一見安そうに見えますが、実は本体を購入するのが一番安いことが多いです。

食洗機を使う

食洗機を使った方が、手洗いよりも洗剤の使用量が少なくなります。

食洗機の洗剤は、手洗い洗剤よりも高いですが、1回当たりの洗剤量が減るので、月の洗剤代が手洗い石鹸の半額でおさまります。

ちなみに、手洗い用の洗剤を使ったら良いじゃないの?と思いますが、食洗機には手洗い用の洗剤は使用できません。

食洗機自体も高いですが、長期間使うことを考えるとコスパは悪くありません。

お風呂洗剤の節約方法

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アクリルタワシを使う

アクリル100%の毛糸を編んだアクリルタワシでゴシゴシすると、湯垢がすっきり落ちます。

重曹を使う

重曹でお風呂場を洗うと、ぬめりがキレイに落ちます。

また、重曹入りのお湯に、朝まで洗面器やイスをしばらくつけておくと軽くこするだけで綺麗になります。

入浴剤代わりに重曹を入れると、追いだきをした時にお湯が循環して、洗えない部分の掃除にもなります。

クエン酸を使う

浴室の壁面の掃除に、絶大な効果を発揮する工業用のクエン酸。

100円均一で売っている霧吹きに、お風呂の残り湯などの「ぬるま湯」を入れて、クエン酸を溶かします。

これの液体をお風呂の壁に吹きかけ、2~3分ほど待ってからシャワーで流せば、軽い汚れならサッと落ちます。

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まとめ

家事に使うことの多い洗剤ですが、1回分の量が少なくても、月や年間で見るとかなりの費用になります。

普段、捨ててしまうものも洗剤として有効活用できたりするので、家にあるものがあれば是非試してみてください☆

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